PRIMERA JAPAN

ラベルシールを作りたい!内製?外注?作り方を紹介します。

2023.10.17
  • コラム
  • ラベルシールを作りたい!でもどうやったらいいの?

    企業で自社製品などに貼るラベルシールが必要になった時、どんな選択肢が思い浮かびますか?

    「デザインから納品まで、すべてを印刷会社にお願いしたい」

    「今後も製作することを踏まえて、社内で手作りできるようにしておきたい」

    など、大きく分けて「内製」「外注」の二つが挙がるのではないでしょうか。

    それぞれどのような特徴があるか、メリット・デメリットを含めて一緒に見ていきましょう。

    ラベルシールを内製で作る

    具体的に「内製」は、自社にラベルプリンターを導入し、プリントしてラベルを作り、ラベル貼りまでの一連の作業を社内のみで行うことを指します。

    一般的な家庭用プリンターでも「エーワン」の耐水ラベルシールなど専用のシートに印刷すれば、プロの業者が作ったラベルと遜色ないオリジナルのパッケージシールが完成します。

    より本格的な内製を目指す場合は、業務用カラーラベルプリンターがおすすめです。最近では高速印刷に特化した低価格機種も多く販売されているため、一台あれば業務の効率化に一役買ってくれるでしょう。

    内製のメリットは、ラベル印刷を完全に内製化できるため、急に数枚だけラベルが必要になった際も納期を気にせずスピーディーに対応できることです。外注するとコストがかかりがちな小ロット・多品種のラベル作りが比較的安価に行えるようになれば、業務の効率化とコストダウンの一石二鳥も期待できますね。

    デメリットとしては印刷の都度、従業員の割り当てが生じることが挙げられます。さらには、ラベル印刷の知識習得のため、人材育成に一定の時間を確保する必要性も想定できます。

    この記事の最後に、おすすめの業務用カラーラベルプリンターをいくつかご紹介しますので是非チェックしてみてください。

    ラベルシールを外注で作る

    「外注」の場合は、印刷会社がデザイン・プリント・納品まで一括で請け負ってくれるパターンが主流です。見積もりを済ませたら、メールなどでデザインデータを入稿し、あとは印刷会社に任せるだけと手間がかからないのがメリットです。デザインが得意な従業員がいない場合は既存のテンプレートや定型の形を使うことができますし、印刷会社側でデザインしてくれる場合もあります。

    大部数にも対応できるため、作業に必要な時間と人材を確保する必要も生じません。

    デメリットとしては、印刷費用が内製より多くかかること、小ロットでは割高になることなどが挙げられます。また、不測の事態に備えて印刷会社の選定から印刷物を受け取る納品日までのスケジュール管理に十分な余裕を持って行う必要があります。

    ラベルシールが作れるネット印刷の会社5選

    ここでは、代表的なネット印刷会社を紹介します。どの会社も全工程がオンラインで完結し、全国どこからでも利用できるサービスを提供しています。

    ネット印刷のオンライン見積とのコスト比較

    ラベルの単価は、印刷会社で作成した場合とLX610で作成した場合とで大きく変わります。

    80mm×80mmのカラーラベル

    こちらのデザインのラベルを、カッター付きラベルプリンターLX610で作成した際と、ネット印刷で作成した際の単価を比較してみました。

    100枚作成した場合の
    1枚あたりの単価
    500枚作成した場合の
    1枚あたりの単価
    1,000枚作成した場合の
    1枚あたりの単価
    ネット印刷 52.9円 38.6円 23.7円
    LX610 24円 24円 24円

    たとえば80mm×80mmのフルカラーラベルを100枚作成する場合、LX610だと1枚あたりの単価は24円ですが、ネット印刷でオンライン見積もりを出すと1枚あたり約53円。つまり、 1,000枚以上作りたい場合はネット印刷のほうがお得ですが、それ以下だとLX610のほうがコスパが良いです。

    50mm×50mmのモノクロロゴラベル

    50mm×50mmのこのようなデザインのシールを100枚作成する場合、LX610では何枚でも4円/枚で作成可能ですが、ネット印刷では約33円/枚かかります。試算したところ、13,000枚以上作りたい場合はネット印刷のほうがお得ですが、それ以下だとLX610のほうがコスパが良いです。

    100枚作成した場合の
    1枚あたりの単価
    500枚作成した場合の
    1枚あたりの単価
    1,000枚作成した場合の
    1枚あたりの単価
    ネット印刷 33.1円 21.1円 16.7円
    LX610 4円 4円 4円

    ※LX610本体の価格は含みません
    ※LX610はインクジェット印刷のため、使うインクの量(デザイン)によってコストがかわります。オリジナルのデザインで試算したい場合はお問合せください。
    ※LX610ではCMYの3色(シアン、マゼンダ、イエロー)を使って黒インクを再現しているため、色数ではコストは変わりません。

    ラベルシールを千枚単位で大量作成したい場合はネット印刷がお得ですが、今後も定期的に小ロットでシールを作成したいなら、LX610を導入することでコストダウンに繋がります。

    業務用カラーラベルプリンター比較

    ここからは、自社や店舗での内製におすすめの業務用カラーラベルプリンターを比較しながら、それぞれの特徴を見ていきましょう。

    プリンターを選ぶポイント

    最初に、業務用カラーラベルプリンターを選ぶ際に重要なポイントを紹介します。

    ロット

    1枚からプリントできる業務用カラーラベルプリンターは、小ロット・多品種のラベル印刷に最適です。必要な時に必要な数のラベルを現場で出力できるため、ラベルの在庫を抱えることなく無駄なコストを削減できます。

    コスト(本体+消耗品)

    導入コストは、カラーラベルプリンター導入時の本体購入費と、インクやシートなどの消耗品の維持費用のみで済む場合がほとんどです。用途に合った、コストパフォーマンスの良い機種選びが重要なポイントとなってきます。

    ラベル用紙の素材

    定番の光沢紙・マット紙の他に耐久性の高いPP素材の用紙などが豊富に取り揃っています。印刷会社で製作されるようなクオリティの高いラベル作りも夢ではありませんよ。

    機能(カッター付き・連番印刷)

    高機能・多機能ラベルプリンターも各社から出揃っています。例えば、カッター付き機種や連番印刷機能などです。一部、カッターが別売り品の機種もあるようですが、長い目で見るとコストダウンに繋がるでしょう。

    レーザー/インクジェットの違い

    インクジェットプリンターは、液体インクを用紙に吹き付けて印刷します。 家庭にあるインクジェットプリンターで出力した用紙を手に取ると湿っていると感じたことはありませんか?それは、吹き付けられた液体が乾いていないからなのです。印刷時の再現性は高いですが、普通紙などに印刷した場合に湿り気を帯びたり、色が滲んだりすることもあるようです。

    レーザープリンターは、トナーと呼ばれる樹脂の粉を熱で定着させて印刷します。 この粉を紙に乗せる際にレーザー光線を当てることからレーザープリンターと呼ばれていますが、近年ではレーザーの代わりにLEDを用いたレーザープリンターも登場しています。

    インクジェットプリンター レーザープリンター
    印刷スピード マルチパス方式は紙や解像度により変動
    シングルパス方式は速い
    遅い
    解像度 高い 低い
    画質 マルチパス方式は設定により高画質
    シングルパス方式はそれほどよくない
    まあまあ良い
    本体サイズ コンパクト(約10~35kg) 重い(約50~60kg)
    消費電力 少ない 多い
    耐水性 滲みやすい 滲みにくい

    それでは、それぞれのメーカーと、ラベルプリンターの特徴をご紹介していきます。

    PRIMERA JAPANのラベルプリンター

    LX610

    最初に紹介するのは、PRIMERA JAPANのLX610です。

    LX610の最大の特徴は、どんな形やサイズにも自由自在に型抜きできる切り抜きカッターが付いていること。デザイン性の高い複雑な形のラベルをプリンター一台でプリント&カットしてくれる唯一の機種となります。

    市販品に貼られているようなラベル作りを自社だけで完結したい場合、一番おすすめしたい機種です。

    カッターつきでどんなかたちのラベルも作成できるため、様々な形状の容器への展開が可能です。また、その場ですぐに1枚からラベルが作成できるので、サンプルづくりや、デザインにこだわってラベルを作りたい場合などにおすすめです。

    EPSONのラベルプリンター

    CW-C4020

    コンパクトで置き場所を選ばないから、小さな事業所や店舗にもすぐ導入可能です。自動カッターつきでラベル一枚から作成可能です。

    OKIのラベルプリンター

    Pro330S

    こちらもコンパクトで”世界最小”を謳うカラーLEDプリンターです。自動カッターつきでラベル一枚から作成可能です。

    Canonのラベルプリンター

    LX-P5500

    顔料インクを使用し耐久性に優れたラベル作りを実現するキヤノンのラベルプリンターです。
    オートカッターユニット(CU-L02)は別売りです。

    ブラザー(brother)のラベルプリンター

    TD-4510D

    感熱紙のみでの印刷が可能な感熱ラベルプリンターです。インク不要で扱いやすく、低コストで運用できます。こちらはオートカッター標準搭載のスタンダードモデルです。

    ポイントを見極めて最高のラベルシール作りを!

    ラベルが必要になった時、「内製」「外注」のどちらで作りたいか参考になりましたか?

    「内製」の場合は業務内容や使用目的、置き場所などに応じて最適な機種を選ぶのも重要なポイントです!

    ぜひこの記事を初めてのラベル作りの参考にしてみてくださいね。


    業務用ラベルプリンターLX610のお問い合わせ

    カッティング機能を搭載した業務用ラベルプリンターLX610は、自社での戦略的商品開発を効率化し、小さなオフィスの誰もが簡単に操作できる優れものです。

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